【今さら聞けない】なぜワードサラダというのか?
ブラックハットSEOが横行したころに活用されていたワードサラダ(word salad)。
ブラックハットSEOについては、ここで解説しています。
SEO対策についての知識を身につけようとしている方なら聞いたことがあるはずのワードサラダとは、そもそもなんなのかを説明します。
サラダと聞いて、まず思い浮かべるのは野菜のサラダでしょう。
色々な野菜が入っていることからつけられたサラダのつづりもsaladですが、ワードサラダ(word salad)と野菜のサラダはまったく関係ありません。
ワードサラダとは、
検索エンジンの検索結果やRSSなどのウェブ上に存在する文章を元に、形態素解析・構文解析を使用して自動生成された、
「文法は間違ってはいないが、文章としての意味が破綻している」テキストを指します。
例えば、勧誘や誘導目的で届く、意味が支離滅裂の迷惑メールがありますよね。
そうした迷惑メールのように、文法は合っているように見えて、何の意味も成していない文章がワードサラダです。
どうして、文法は合っているように見えて、何の意味も成していない文章のことをワードサラダと呼ぶかというと、
統合失調症などで言語障害になった方は、「脈絡のない」「前後のつながりがない」「理解できない」会話になりやすいですが、症状がさらに悪化すると、まったく脈絡なく単語の羅列するだけになってしまうことがあります。
こうした状態を「言葉のサラダ(Word salad)」と呼んでいて、
その言葉のサラダに似ていることから、この名がつけられたそうです。
ワードサラダについて、くわしく知りたい方は、こちらをご覧ください。
それでは、また・・・