【SEO対策】クローキングの例を紹介(その2)
前回、紹介したクローキングのやり方の他にも、もう一つのやり方ががあります。
例えば
『ユーザーエージェント(User-agent)やIPアドレスを手がかりとして、ユーザーと検索エンジンとでまったく異なるウェブページを表示させる』というクローキングのやり方があります。
このユーザーとクローラーとでコンテンツの表示を変更する手法は、よく違法なアダルトサイトで使われています。
違法なアダルトサイトは、検索エンジンのクローラーに発見されたら確実にペナルティを受けます。
クローラーについてはこちらで解説しています
そのため、サイトに訪れたのがユーザー(人間)だった場合には、違法な画像・動画があるウェブページを表示。
検索エンジンのクローラーであったのなら、合法な画像・動画のページを表示することで、ペナルティ逃れを可能としているのです。
Googleの公式ヘルプで、
『ページをリクエストした User-agent が人間のユーザーではなく検索エンジンである場合にのみ、ページにテキストやキーワードを挿入する』ことをクローキングの例としてあげられているので、この手法で細工されたウェブページがクローキングだと判定される可能性は高いです。
ただ、ユーザーにとって有益となるコンテンツ表示の変更であったならクローキングだと判定されません。
次回はクローキングだと判定されない例を紹介します。
それでは、また・・・